カメラ転売でジャンク品の扱い方

コウです。

 

カメラを仕入れていると、
たまにジャンク品にあたることがあります。

また、仕入れたときには正常だったのに
いざ使ってみると動作しなくなったりもあります。

 

精密機械の宿命ですね。

 

今回はジャンク品への対策,心構えをご案内したいと思います。

 

 

 

ジャンク品とは?

ジャンク品とは、ネットで調べると

故障や損傷で目的の機能を果たせない、いわゆる「壊れたもの」を指します。ガラクタや廃品という意味の「junk」に由来する言葉です。

と出てきます。

 

カメラでいうところの「動作不良品」がこれにあたります。

 

 

 

ジャンク品はどうすればいい?

仕入れた商品が壊れてしまった場合、
ジャンク品として出品しましょう。

 

メルカリでもいいですが、基本はヤフオクがオススメです。

 

ヤフオクは海外のバイヤーや、カメラを修理ができる玄人が
利用しています。

特に海外バイヤーはジャンク品を好んで購入していきます。

中国や東南アジアでは日本製ということであればジャンク品でも
高く売れるとのことでした。

 

もちろん、当初の予定価格や、仕入れ価格には及ばないですが
それでも赤字の穴を少しでも埋められます。

 

 

 

仕入れ時に出会うジャンク品はどう考えるべきか

仕入れの際に、ジャンク品を出品しているセラーに
たくさん会うことになります。

 

ジャンク記載があるものは基本避けるべきですが、
たまにジャンク理由の基準が低いケースがあります。

 

 

絶対に仕入れてはいけないケース

絶対に仕入れてはいけないジャンク品は、
動作の不具合内容が記載されているものです。

 

カメラボディだと、
動作しない,電源が入らない,シャッターがおりない,フラッシュが発光されない など

レンズだと、
接触エラーになる,カビくもりで撮影に影響する など

使用に支障がある内容が記載されていたら仕入れ対象外です。

 

 

 

仕入れを検討しても良いケース

ジャンクと記載されていても、内容によっては
仕入れ対象になる場合があります。

 

その判断基準は、多少不具合があっても使用上問題がないかどうか。

 

カメラボディの場合は、
液晶に変色がある(写真に影響なし),側面カバーが外れている,ロゴが消えている など

レンズの場合は、
うすくもり(カビ)程度,スレキズで撮影に影響なし,外観にキズがある程度 など

上記の説明文を見ると、ジャンクの内容は
「液晶画面の四隅が暗い」だけで、撮影には影響なさそうです。

 

このように使用上機能に問題がない場合
仕入れ対象の可能性があります。

 

あとは状態の程度によって、本来の仕入れ金額よりも格安であれば
私は仕入れています。

 

そしてメルカリで格安で出品し、大体売れていきます。

 

 

 

分かりにくいジャンク出品者に注意!

ヤフオクには、曖昧な言葉でジャンク品をごまかして販売する
出品者が多くいます。

 

悪質な出品者の特徴は

・曖昧な表現をしている
・タイトルにジャンクの記載がない

 

大体決まり文句がありますので、これらの文言を使っている
出品者からは購入しなければ大丈夫です。

 

 

訳アリ+実用品などの文言

訳アリなのに実用品やら動作品と記載されている場合は
注意が必要です。

訳アリの内容によりますが、ほとんどは仕入れ対象外の
ジャンク品です。

 

たとえばこちらの商品

タイトルは『訳アリ実用美品 キャノン CANON Kiss X7 シャッターOK』

説明文を読んでみると

『フラッシュが作動しない』という致命的な動作不良がありますので
仕入れ対象外のジャンク品です。

 

一応訳アリと記載はあるので、
そこまで警戒するセラーではないと考えます。

 

 

緊急特価品 緊急値下げ

あたかもタイムセールかのような文言で販売していますが、
このような場合も100%ジャンク品です。

なんにも緊急じゃないです。

 

たとえばこちらの商品、タイトルは
緊急特価品 CANON キヤノン EOS KISS X5 ボディ』とのことですが、

kiss x5でもし10,000円で落札できたら
かなりのお得品です。

ですが説明文を見てみると、

 

こちらもエラーが出る時点で仕入れ対象外。赤字価格です。
滅多にない逸品ではないです。←ここについては定型文でしょう。

 

 

動作未確認

一番曖昧な表現で分かりにくく、
ほぼ詐欺に近い出品者のジャンク品になります。

 

動作未確認の理由のほとんどが
「バッテリーが無いため」という言い訳です。

ですが、他の出品物を見てみると
バッテリーなしなのに動作確認済みとして同機種を販売していたりします。

その場合、必ず検品用のバッテリーを持っています。

 

にもかかわらず、動作未確認と記載する理由は少しでも
「もしかしたら動くのではないか?」と期待した人に購入させるためです。

私はこの曖昧な表現はほぼ詐欺だなと考えています。

 

 

もちろん、中には本当にバッテリーがなくて
動作未確認な場合もあります。

ただ、それの見分け方は感覚も必要なので
仕入れに慣れてきてからにしましょう。

 

 

説明文になにも記載がない

一番悪質な出品者です。

タイトルはあたかも正常品化のような内容ですが、
説明文を見るとジャンクの記載があります。

 

例えばこの商品
タイトルは『外観美品 Canon キャノン EOS 650 ボディ イオス』ですが

説明文を見ると、

前に挙げた「動作未確認」というジャンク文言がありました。
もうこれは壊れた商品と思って問題ないです。

 

 

このように、曖昧な表現を使って、
購入者をハメようとしているセラーがいます。

悪質な転売ヤーから仕入れたら赤字になりますので
気をつけましょう。

大体は、セラーの評価を見ると悪い評価が多いです。

 

このような気分の悪い取引は避けるようにしましょう。

 

 

 

ジャンク品となった商品はどうやって売ればいい?

仕入れた商品が壊れてしまいジャンクとなった場合、
どのように販売するか。

基本は、ヤフオクでオークション形式にて出品します。

 

価格の高い高機種に関しては単体で出品します。

レンズや低価格カメラは複数点まとめて出品します。

 

 

販売価格が3万円以上の商品はジャンク品であっても
1万円以上で売れていきます。

赤字ではありますが、資金がそれなりに戻ってきますので
次の仕入れに繋がります。

こちらの kiss M は10,000円スタートで出品し、
44,294円で売れていきました。

想定よりも高値で売れたのでラッキーでした。

 

 

 

レンズや低価格カメラの場合、1つ売れても
数百円~千円程度にしかなりません。

その金額に対して、梱包や発送手配を1個ずつするのは
手間と金額が見合っていません。

手間を減らしつつ、ジャンク在庫を一気に減らすためにも
20~50個のまとめて出品をしましょう。

私は、レンズが壊れたら一か所にまとめておき、
ある程度数が溜まったら「まとめセット」として出品します。

こちらはジャンクレンズを46本まとめて出品しました。

結果、52件の入札があり、即決価格の50,000円で売れました。

相手は中国のバイヤーでした。

手数料等計算すると(送料は落札者負担)、1本あたり約1,000円でした。

 

一個一個出品し、手配などしていたらかなり手間な上、
時間も掛かって1,000円です。

価格に見合わないのでこのようにまとめて売り出しましょう。

 

 

 

ジャンク品を出品する際の注意点

ジャンク品でも価格設定を適正に行えば
売れていくことが分かりました。

そんなジャンク品を出品する際、注意しなければならないのが、
商品の状態をしっかりと記載することです。

 

前に述べたように、詐欺のような出品の仕方はやめましょう。

これはモラルの話だけでなく、ヤフオクの評価で悪いが溜まると
仕入れができなくなる可能性が出てきます。

出品者によっては、悪い評価の数を見て、取引を断る人もいます。

 

それに、やっぱり騙したような形で儲けても
気持ちの良いものではありません。

 

しっかりと購入者がジャンク品だと分かるような
タイトル,説明文を心がけましょう。

 

 

 

まとめ

今回はジャンク品について解説しました。

 

仕入れをしていると、ジャンク出品を
たくさん見ることになります。

その都度、説明文を読んでいくうちに、
「あぁ、この表現はジャンク説明だ」などと分かるようになってきます。

いわゆる『目利き』が出来るようになってきます。

 

・曖昧な表現をしている
・タイトルにジャンクの記載がない

という悪質な出品者がいることを頭に入れ、
説明文までしっかりと読んで被害を未然に防ぎましょう。

 

もしジャンク品を仕入れてしまっても
「売ればいくらかにはなる」と気持ちを切り替えて
足を止めずに進みましょう!

 

 

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新卒入社でブラック企業に勤めていた頃、
将来が不安でした。

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現在もサラリーマンをしながら
カメラ転売で稼ぎ続けています。

 

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