【カメラ転売】検品方法、動作確認のやり方を付きで解説 ボディ編

コウです。

 

カメラの検品方法、動作確認のやり方を
解説したいと思います。

今回は「ボディ」編です。

 

精密機械なので、点検が難しそうに感じるかもしれませんが、
要点を絞れば誰でもできる単純作業になります。

動画も付けて解説しますので、ご自身が分かりやすい方で
確認しながらやってみてください!

 

 

 

共通の点検ポイント

点検の際に、全て共通してある確認ポイントと、
機種によっては追加で見るべきポイントがあります。

 

追加で見るべきポイントがあるカメラというのが

・バリアングル液晶カメラ

・ニコンのAFレンズ対応カメラ

の2つです。

 

 

まずは、全て共通で確認するべきポイントを
お伝えします。

 

動作確認の際は、基本オートモードで行います。

 

 

外観

カメラの外観を見て、割れや欠けがないか、スレやキズはどの程度か、
グリップに浮きがないか、液晶画面にキズや焼けはないか

などをしっかりと確認しましょう。

表記がないまま出品すると、場合によってはクレームに
発展しますので注意しましょう。

 

 

通電

バッテリーを入れて通電するか確認します。

ボタンは動作するか、液晶画面は起動しているか
などをチェックします。

 

kissN, kissXについては、
バッテリーの充電が急に満充電の3→1に減らないかも
確認しましょう。

 

 

シャッター

シャッターが切れるかを確認します。

 

シャッターが切れない場合、「カードなしレリーズ」という設定が
OFFになっている可能性があります。

こちらは、SDカードが入っていない状態でシャッターを
切れるようにするかどうかの設定です。

ONにすることでシャッターが切れるようになります。

 

シャッターを切ってもエラーが表示される場合は、
壊れている可能性が高いです。

 

 

液晶画面

四隅が薄暗くなっていないか、液晶焼けがないか
など、液晶画面の状態を確認します。

液晶画面の背景色を黒など濃い色にしていると
焼けなどが分かりにくいので、
灰色など白に近い色にすると分かりやすくなります。

または、白い壁などを撮影することでも確認がしやすいです。

 

四隅が薄暗い,液晶焼けなどは、液晶自体に影響しているだけなので
撮影した写真に影響はないです。

 

 

オートフォーカス(AF)動作

オートフォーカスのレンズを付けて、自動でピントが調整されるか
確認しましょう。

オートフォーカスとは、
自動でピントを調整する機能のことです。

 

動作しなかった場合、カメラかレンズが壊れています。

 

 

フラッシュ

フラッシュが発光するか確認します。

暗い場所でシャッターを半押しすると、
自動でフラッシュがポップアップされます。

シャッターを切った際にフラッシュが発光されれば
大丈夫です。

フラッシュがポップアップされるが発光しない場合は
不具合となります。

 


オートモード以外の場合は、フラッシュボタンを押すことで

ポップアップされます。
自動でポップアップはされません。

 

 

イメージセンサー

イメージセンサーにカビやゴミがあった場合、
撮影した写真に映り込みが発生し写真に影響があります。

 

確認の仕方は2つあります。

①MENUでセンサークリーニングを選択し、
「手作業でクリーニング」を選択する。

すると、ミラーアップされますので、センサーを
目視で確認ができます。

②白い壁や紙、青空などを撮影すると、カビやゴミなどの
映り込みが見えやすくなりますので、写真での確認も可能です。

 

チリやゴミ、指紋などでしたら清掃すればキレイになりますが、
カビが生えていた場合は除去が難しく、不具合品となります。

 

 

撮影モードの変更

オートモード,スポーツモードなど、
撮影のモードを変更できるダイヤルが機能しているか確認します。

モードは変更されるが、ダイヤルに記載されている絵柄と
相違しているケースがあります。

その場合は、ダイヤルに貼ってある絵柄板がずれています。

モードが変わらない場合は不良品になります。

 

 

写真の記録

撮影した写真がSDカードに記録されるかの確認をします。

SDカードが認識されなかった場合は、
SDカードに不具合があるか、カメラに異常があります。

 

1枚ではなく、複数枚の写真が記録されるかを確認しましょう。
稀に、1枚は保存できるが、2枚3枚と複数になると保存されない
症状がありました。

 

 

 

バリアングル液晶カメラの点検ポイント

バリアングル液晶カメラとは、
画面が反転する液晶画面のことです。

画面が反転することで、自撮り撮影や、
人混みでの撮影の際はカメラを頭上高く持ち上げても
画面を下に向けることで撮影がしやすいのが特徴です。

 

バリアングル液晶カメラの追加で確認が必要な
ポイントは次の2点です。

 

 

映像がきちんと反転されているか

追加で確認が必要なポイントとして、
画面を反転させた際に、映像も反転されるかチェックが必要です。

画面を反転させても、映像が反転されず逆さまの状態ですと
反転を感知するセンサーが機能しておらず、不具合となります。

 

 

液晶画面収納部のスレキズ

液晶画面を反転させる際に、きちんと開き切る前に
回転させようとすると、画面収納部に当たりスレキズになります。

キズの状態を確認し、しっかりと状態を載せましょう。

 

 

 

ニコンのAFレンズ対応カメラ

ニコンには2種類のレンズがあり、
「AF-Sレンズ」と「AFレンズ」があります。

 

【AF-Sレンズ】

レンズ内にオートフォーカス稼働用のモーターが
内蔵されています。

ボディにモーターが搭載されていないカメラでも
オートフォーカス(自動ピント調整)を可能にします。

 

 

【AFレンズ】

ボディ内のオートフォーカスモーターを稼働させることが
できるレンズです。

言い換えると、ボディ内にモーターがないカメラだと
オートフォーカスがされません。

 

 

シャッターやフラッシュなど、基本的な動作確認は
「AF-Sレンズ」で大丈夫です。

レンズ内にモーターが内蔵されているので
どのカメラでもオートフォーカスが可能です。

 

追加で確認が必要な点検ポイントとして、
ボディに内蔵されているモーターが稼働するかどうかです。

 

モーターが内蔵されている機種はこちらです。

・D7000シリーズ

・D50,D70,D80,D90

・D200,D300,D850

 

モーターが稼働するかは「AFレンズ」で撮影することで
確認ができます。

AFレンズでもピントが自動で調整されればOKです。

 

AFレンズの設定方法についてはこちらをご覧ください。

 

 

 

どこまで検品すればいいの?

もっと細かく点検をしようと思えばできます。
ですが、中古品である以上、完璧な状態は難しいです。

時間も限られた中で量をこなす作業ですので、ある程度のところで
線引きは必要です。

 

その線引きの基準は、
購入者が問題なく使えるかです。

問題なく動作しているのであれば、あとは
商品の説明文に状態を正直に記載すれば大丈夫です。

 

なので、こちらで紹介した検品方法を実践するだけで大丈夫です。

 

 

 

まとめ

今回は「カメラボディ」の検品方法を解説しました。

カメラを触ったことがない方でも、見るべきポイントを
抑えれば意外と簡単な内容です。

 

ポイントに分けると確認動作が多そうに見えますが、

電源を入れて

SDカードをセットして

ダイヤルを回して

暗い場所にカメラを向けてシャッターを切る

次に白い壁や紙か青空を撮影する

写真が保存されたか確認する

写真に映り込みがないか,液晶画面の焼けなど確認する

 

 

これで動作系の点検はほぼ終わりです。
あとは外観や液晶画面のキズをチェックして終わりです。

やってみると簡単で、慣れると1台3~5分で終わります。

 

もしつまづいた点などがありましたら
私のメルマガに返信ください。

検品方法をご案内させていただきます。

 

 

 

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新卒入社でブラック企業に勤めていた頃、
将来が不安でした。

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現在もサラリーマンをしながら
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