コウです。
カメラの検品方法、動作確認のやり方を
解説したいと思います。
今回は「レンズ」編です。
ボディよりも確認するポイントは少ないですが、
写りに影響してくる内容なのでしっかりと検品しましょう!
Contents
レンズの種類
初心者の方が最初に扱う
「キヤノン」と「ニコン」で解説します。
キヤノンは分かりやすいので特に気をつける点は
ないのですが、ニコンは少し分かりにくい点があります。
実際に実物に触れた方が理解しやすいので、
一度読んだらすぐ実践してみましょう!
キヤノン
キヤノンは「EF-Sレンズ」と「EFレンズ」があります。
EF-Sレンズは、
キヤノンのAPS-Cサイズセンサーを搭載した一眼レフカメラに
取り付けが出来るレンズになります。
EFレンズは、
フルサイズのセンサーサイズを搭載した一眼レフカメラに
取り付けが出来るレンズになります。
フルサイズよりも小さいAPS-Cサイズセンサーカメラにも
取り付けが可能です。
なんのこっちゃですよね。
大丈夫です。
私もあまり把握していません。
・「EF-Sレンズ」と「EFレンズ」の見分けができるか
・カメラとの適合が判断できるか
これがすぐ見て分かる点があるので、細かい構造など
覚えなくても大丈夫です。
見分ける点は
レンズに白い□のマークがあるかどうか
です。
ある方が「EF-Sレンズ」です。
EFレンズは、赤い●が付いています。

では、ボディはどう見分けるかですが、
こちらもレンズと同じ、白い□があるかどうかです。
EF-Sレンズが装着可能なカメラは、
基本的には白□と赤●の両方が付いています。
EFレンズのみの場合は
白□がなく、赤●のみになります。

ニコン
ニコンには「AF-Sレンズ」「AF-Pレンズ」「AFレンズ」の
3種類があります。
【AF-Sレンズ】
このレンズは、レンズ内にオートフォーカスモーターを搭載しているので、
どの一眼レフカメラでもオートフォーカス(自動ピント調整)が可能です。
ニコンのレンズの中では一番万能な型になります。
【AF-Pレンズ】
AF-Sレンズよりも高性能なレンズになります。
カメラの機種によっては使用が出来ないので注意が必要です。
使用不可の機種
・D100,D200,D300,D700
・D40,D50,D60,D70,D80,D90
・D3000,D3100,D3200
・D5000,D5100
・D7000
やっていくうちになんとなく覚えていきます。
【AFレンズ】
オートフォーカスモーターが搭載されているカメラボディと組み合わせると
オートフォーカスが使えるようになるレンズです。
レンズ内にはオートフォーカスモーターは搭載されておらず、
カメラボディ内のモーターを動かせるようになります。
モーターが搭載されていないボディと組み合わせた場合は
マニュアルフォーカス(手動でピント調整)でしたら撮影が可能です。
モーターが搭載されているボディはこちらです。
・D7000シリーズ
・D50,D70,D80,D90
・D200,D300
その他もいくつかあり。
私はたまに忘れるので、スマホのメモにリストを入れています。
「AF-Sレンズ」「AF-Pレンズ」「AFレンズ」の見分け方は
単純明快です。
レンズに書いてあります。

点検ポイント
どのレンズも基本的にみるべき点は
ほとんど同じです。
レンズ内の状態確認
レンズの表面,内部にキズやチリホコリ、カビ,クモリがないか
確認します。
確認の仕方は
①まずぱっと見でキズやカビくもりなどがないか確認します。
②光を見るようにしながら内部を覗き、ズームリングを回すと内部の状態が見やすくなる。
この状態でカビやくもりがないか確認します。

カビなどがあった場合は商品説明に記載しておかないと
クレームに繋がりますので、まずは確認をしましょう。
オートフォーカスの確認
レンズをカメラにセットし、レンズ側面のAF・MFスイッチをAFに設定。
オートフォーカス(自動ピント調整機能)に問題ないかを下記の方法で確認します。
①焦点距離くらい離れているモノを撮影する
②焦点距離よりもさらに遠くのモノを撮影する
確認の際は
「一番短いズーム」「真ん中くらいのズーム」「一番遠いズーム」
の最低でも3距離で確認しましょう。
例: 28-80mmレンズなら 「28mm」「50mmくらい」「80mm」 で撮影する。
一番短いズームでは正常なのに、真ん中あたりだと動かないなど
ズームする距離によって不具合がある場合があります。
カメラとの接触を確認
オートフォーカスが正常でも、シャッターを切ると
接触不良となることがあります。
その場合は、接触箇所をクロスやエアブラシで掃除すると
直ることがあります。
あとは、稀にカメラとの相性も関係があります。
違うカメラに付けて撮影したら問題なかったというケースも
ありますので、いくつか試してみましょう。
私は心配性なので、一度でも接触不良が発生したレンズは
時間をおいて再度確認するなど念入りに検品します。
写真の確認
撮影した写真が白っぽかったり、モヤっぽくなっていたら
カビやくもりの可能性があります。
その場合、レンズ内を再度確認し
他の綺麗なレンズで撮影した写真と改めて見比べましょう。
異常があれば不具合となります。
キズやカビくもりがあったら売れないの?
レンズ内にカビなどがあった場合、最初は
「この状態で売ってもいいのか?」
と考えるかもしれません。
私がそうでした。
実際は、説明文にしっかりと記載すれば販売して
全く問題ないです。
もちろん、撮影に影響がないことが条件です。
私自身、販売したカメラの3~4割は
カビやくもりがある状態のレンズです。
それでも購入され、購入者からは
喜んでいただき取引を終えています。
そのかわり説明文にはカビやくもりがある旨を
しっかりと記載しています。
状態が良いレンズばかりを求めると
仕入れが大変になりますので、
撮影に影響がない程度
をボーダーラインとしてレンズはたくさん仕入れましょう。
まとめ
今回は「レンズ」の検品方法を解説しました。
カビやくもりなどは見つけ方が分かれば
目視ですぐに分かります。
写真に影響があるかどうかは
綺麗なレンズで撮影した写真と見比べればすぐに分かります。
動作確認内容も少ないので
レンズ内を確認する
↓
撮影動作を通してオートフォーカス,カメラとの接触を確認する
↓
写真に影響がないか確認する
これだけです。
カメラボディと比べるとすぐに終わります。
私は検品の際はカメラ1台用意して
レンズはまとめて一気に検品してしまいます。
複数レンズを続けて検品すると、撮影に影響があるのかなども
気付きやすいです。
確認手順も少ないので、
1本あたり1分以内には検品が終わります。
他に何か分からない点などがありましたら
お問い合わせや私のメルマガからご連絡ください。
検品方法をご案内させていただきます。
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